1歳半を過ぎると、子どもの世界が広がり、自己主張もどんどん強くなりますよね!
特に1歳10ヶ月の頃は、やりたいことがたくさんあって、それをどうしても表現したくて仕方がない時期。
時にはその欲求が予想外の行動につながることも。
言葉で気持ちを伝えられないからこそ、感情があふれ出してしまうのがこの年齢の特徴です。
親としては、「うちの子、大丈夫かしら?」と感じることも多いのではないでしょうか。
周りの子どもと比べてしまうこともあるかもしれません。
例えば、友だちの子が穏やかに遊んでいるのを見て、自分の子はすぐに癇癪を起こしたり、落ち着きがなかったりすると不安になりますよね。
でも、実はこの時期の発達には個人差が大きく、発達が進んでいる証拠の一つでもある場合もあります。
私も娘が1歳10ヶ月の頃、ふと「これは多動なのか?」と悩む瞬間が多くありました。
癇癪が頻繁に起こるし、どう対応するのが正解なのかもわからず、迷う日々が続いていました。
周囲から「この年齢はこんなものよ」と言われるものの、やっぱり気になってしまって。
そこで、専門家に相談することにしたんです。
1歳10ヶ月、娘の多動と癇癪に悩んだ日々
発語が早かった娘は、1歳10ヶ月の頃には3語文以上を話せるようになっていました。
例えば、こんな会話ができるように。
- 「〇(愛犬の名前)ちゃん、どこ行った?」
- 「パパと、ママと、◯(自分)ちゃんと、飛行機乗ったね」
日常生活でのコミュニケーションがかなりスムーズになり、質問にも適切に答えてくれる場面が増えてきました。
例えば、「お茶と牛乳、どっちを飲む?」と聞けば、「うーん、牛乳!」としっかり考えて返答してくれます。
また、身体的な成長に関しても特に気になる点はなく、順調に成長していました。
でも、そんな中で気になっていたのは「落ち着きのなさ」でした。
- 手を繋いで歩くのが苦手で、すぐに手を離して一人で歩きたがる
- 乗り物(電車や飛行機)でじっとしていられない。シールブックや動画を見せても、しばらくするとそわそわしてきてしまう
- おもちゃや絵本で遊んでいると、興味がないとすぐに飽きて「もうおしまい!」と宣言
- テレビやYouTubeを見たがって、見せないとぐずる
特に動画の視聴時間が長くなりがちで、視聴をやめようとすると、烈火の如く泣き叫び、1時間以上泣き続けることも…。
これが癇癪なのか…?と悩みながらも、どう対処すればよいのか分からず、毎日不安でいっぱいでした。
夕飯準備の時間にワンオペで向き合っていると、この状況に何度も直面し、私もイライラしてしまうことが増えました。
周囲からは「この年齢なら、そんなことあるよ。心配しすぎじゃない?」と言われることもありましたが、第一子ということもあり、経験が少ない私にとっては不安が尽きませんでした。
不安を解消したい!専門家に相談する決断
そんな中、区役所に電話で相談をしたところ、専門相談員さんから「子どもの様子を実際に見てみましょう」と、予約制の個別相談を提案していただきました。
この個別相談は診断を下すものではなく、「気軽に参加してほしい」というものでした。
それでも、私の心の中では「本当に専門家に相談するほどのことなのか?」という不安がありました。
もしも相談の結果、何か治療が必要だと言われたらどうしようか…と心配になったことも。
しかし、夫婦で話し合い、「娘の発達に少しでも良い影響があるなら、相談してみよう」と決めました。
不安を抱えたまま過ごすより、専門家に意見を聞いてみる方が前向きな一歩だと思ったのです。
専門家のアドバイスで安心!「落ち着きのなさ」は問題なし
いよいよ相談の日。当日は、相談員の先生と机を挟んで対面で、母子並んで着席しました。
初めての場所でしたが、娘は特に緊張することなく、自然体で落ち着いて座っていて、まずはホッとしました。
私からは、気になっていた発達の部分を簡単に伝えました。
その後、発達検査の道具を使って、簡易的に検査が始まりました。先生が道具を取り出し、机の上に並べて指示を出し、それに対して娘が一つずつ答えていくスタイルです。
私は隣で見守ります。
検査の詳細については控えますが、簡易検査が終わった後、先生と私が二人で話す時間がありました。
娘には他の職員さんがついてくれて、隣の広いスペースでおもちゃで自由に遊んでもらいました。
結論としては、発達に問題はないということでした。気になっていた「落ち着きのなさ」についても問題になるレベルではなく、対応としては「子どもの気持ちに理解を示しつつ、ルールを徹底して伝えていくことが大切」というアドバイスをいただきました。
具体的な遊びのアドバイス:オープンエンド遊びで育む創造力
検査の振り返りとして、先生からさらに具体的なアドバイスももらいました。
娘は「形当て」や「ものの名称」など、答えが明確な遊びは得意ですが、「ブロック遊び」や「ごっこ遊び」など、創造力を使う遊びが苦手なようです。
確かに、娘はほとんどの質問に適切に回答できていて、名称当ての問題などは年齢の目安を優に超えていましたが、自由な遊びを求められると、少しだけやってみるものの、すぐに「もうおしまい」と返却してしまうことがあり、母としてもその点が気になっていました。
先生からは「世の中には一問一答のように答えが決まっているものごとだけでないので、創造力を育むことが重要です。そのために、オープンエンドな遊びを取り入れていくと良いでしょう。」と言われ、私はその言葉にハッとさせられました。
- オープンエンドの遊び:答えが決まっていない自由な遊び。例えば、ブロックで好きな形を作ったり、ごっこ遊びをしたり、絵を描いたりすること。創造力や想像力を育む遊びです。
- クローズエンドの遊び:答えが決まっている遊び。パズルを完成させる、色や形を当てるゲーム、数字を覚える遊びなど。論理的思考や記憶力を鍛える遊びです。
娘はこれまで、つみきやブロックといったオープンエンドな遊びにはあまり興味を示してきませんでした。
そのため、家庭での遊びはどうしてもクローズエンドなものが中心になってしまっていたと感じています。
オープンエンドな遊びは自由な発想や創造力を育むものだと改めて実感し、もっと積極的に取り組む必要があると感じました。
専門家に相談して得た安心感と今後の育児の方向性
1歳10ヶ月という時期に悩んだことをきっかけに専門家に相談することになりましたが、結果的に本当に相談して良かったと感じています。どんな結果が出るか不安もありましたが、やはり一人で悩んでいるだけでは対処法が分からず、安心できない日々が続いていたと思います。
専門家からのアドバイスを受けて、客観的に娘の発達段階や個性を理解し、足りない部分をどのようにサポートしていけば良いのか、具体的に考えることができました。
これからは、日常の遊びを通じて、娘が自由に想像を膨らませて遊べる環境を整え、発想力や集中力を育てるための場を積極的に提供していきたいと思っています。
おもちゃ遊びに限らず、日々の生活習慣の中でも、子どもの気持ちに共感しながら、落ち着きや自己調整力を育んでいけるよう、試行錯誤しながら向き合っていくつもりです。
今後は、相談後の変化や成長の記録も綴っていきたいと思います。
同じようなお悩みを抱えているママさんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
